ここに一着のアンティークのシャツがあるとします。ある人は「なんて素敵なシャツ!欲しい!」と言い、またある人は「なんだそんなゴミのようなボロボロな服、誰が着たかもわからないようなモノ着れるか!」と。
そうですね。これは価値観の違いなんですね。どちらも間違っちゃいない。
僕はどちらの気持ちもわかります。沢山の古着などを着てきました。そこにはやはりその時代の流行、文化、宗教などが映し出されたものづくりであったり、そこにはロマンがあります。でも、その服が誰が着て、どのように着られ、どのような経緯で残りここに来たのか。は、ほとんどの場合わかりません。
これだ!と、もちろん出会うべくして出会う服もあると思いますが、大抵の場合、好きなんだけど、時代やお国も違う為「サイズがもうちょっとな〜(外国人サイズ)」とか、「ん〜、古い時代の資料のような貴重性の高い服だというのはわかるけど、ちょっと価格が高すぎるな〜」とかありますよね〜。
そこで行き着いたのが、「自分が愛着持って着てアンティークのような服にすれば良い。」という単純なところでした。しかし、この大量生産・大量消費の時代、流行をつくるというより流行に振り回されているファッション業界。そんな風に着続けられる服をつくるメーカーがどれほどあるでしょうか。
僕は知っています、そんなメーカーを。ここからそんなシャツのご紹介、経年変化のリポートです。
デザインだけでなく、使用する布地もフレンチリネン糸を輸入して、日本国内で織り上げられた良質なJAPAN MADE LINENです。
新品の状態でも、もうすでに雰囲気ありますよね!
ここからやっと本題。着用を重ねてアンティークのようなシャツになってきているんじゃないかな〜という画像です。
どうですか⁉︎ 色も褪せてきて、パッカリング、アタリも出てきました。画像ではお伝えしにくいですが、リネン生地も随分と柔らかくなりました。毎日着ている訳ではありませんし、これからまた何年と着続けて、より色褪せ、擦れて、破れて、繕いながら着ていく。まだまだこれからが楽しみなシャツですね。あなたも100年前の服に思いを馳せるように、100年後に残る服・アンティークのような服を作り上げて見ませんか?着続けることで。
長々とした文章にお付き合い頂きありがとうございます。ここまでお付き合いいただいた方は、え〜、まあ、なんと言いますか〜、結構な数寄者ですね。笑
こちらヴィクトリアンリネンプルオーバーシャツ、気になる方はこちら。https://yoinnojikan.base.shop/items/12673923
同じ型のシャツでパールベージュというカラーもあります。https://yoinnojikan.base.shop/items/12816842
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